昼のワイドショーのコメンテーターは必要なのか

自宅や食堂で、昼のワイドショーを見る機会が多くなるにつれてある疑問が生じました。

 

ワイドショーのコメンテーターのキャスティングの意図の謎です。

 

今日の昼に紹介されていたニュースは「築地市場の移転問題」、ゲストに呼ばれていたコメンテーターは、自民党議員、元県知事、政治評論家の3人...

 

訳が分からないよ!!!

 

私は、東京都民ではないので小池知事の改革に対してはあまり関心がないのですが

築地移転の理由が(1)安全性の懸念(2)巨額かつ不透明な費用の増加(3)情報公開の不足の3つであるのにも関わらず、昼のワイドショーでは小池知事の政治思想や改革アピールについての議論が交わされていました。

 

 

 土木系学生の端くれである私は、「安全性の懸念」の部分に関心があります。

・そもそも土壌汚染とは何か

・土壌汚染による地下水汚染がどのような悪影響を及ぼすのか

・土壌汚染対策はあるのか

など、踏み込んで考えるべき問題や伝えるべき情報はたくさんあるように感じました。

 

しかし、ゲストとして座っているコメンテーターに地盤の専門家はいません。

全国には私を含め多数の東京都民でない方がいるにも関わらず、都政にのみスポットを当てた報道の価値があるのか...私には疑問です。

 

 

昼の貴重な情報入手の機会を有意義なものとするため、多方面からのコメンテーターの参加と、議論が必要とされているのではないでしょうか。

高専生による大学編入のいろは

  • はじめに

 高専生の大学編入体験記は、近年の情報サイトの活性化も相まってネット上で目にすることも多くなってきたと思います。

しかし、土木系(建築...はちょっと違うかも)の編入体験談は私が知る限りほとんどないので、全国の後輩のために少しでも役に立つべく情報を共有したいと思います。

※以下の内容は私個人(H28年夏現在)の考えであり、情報や内容が必ず正確とは限りません。

 

  • なぜ大学編入を選んだのか

 私自身が大学編入を志したきっかけのひとつが、インターンシップです。

企業で一緒にインターンに参加していた大学院生を交流し、自分自身が高専卒で社会に出ることに対する不安と、大学に対する憧れを抱きました。

 

 大学編入を目指す高専生の方は、多少なりとも目的や動機を持って編入を選択したのだと思います。また、これから大学編入について考え始める方は、まずこの動機をしっかりと考えてもらいたいと思います。

・大卒の学歴が欲しい

・キャンパスライフを楽しみたい

これらの動機を否定するわけではないですが、編入試験勉強(約1年)や編入試験時の面接を考えると、さらに踏み込んだ具体的な動機が必要となるのではないかと思います。

 

  • まず志望校を決める

 大学編入はとても特殊な制度です。特に工学部に関しては、高専にのみ門戸が開かれている場合も少なくありません。また、大学によっては自分が編入したいと考えている科やコースが存在しない、また編入試験を行っていない場合があります。

そのため、第一に大学の情報収集が必要となります。

 

私が調べた編入学可能な土木系学科が存在する大学(計画系,建築系は分からないです...)は

東京大学,東京工業大学,東北大学,大阪大学,北海道大学,横浜国立大学,広島大学,徳島大学,香川大学,長岡技術科学大学 etc... ですが、年度によって増減すると思います。

また、他の学科(機械系や電気系)と異なり、学科名が「土木」のワードを避けているため学科名だけでは一見判断できない場合があります。

 

志望校、さらに行きたい研究室や行きたいコースを見つければ、ついに編入試験勉強がスタートです。

 

  • 過去問を解く

 編入試験において、一番重要といっても過言でないものが過去問です。

編入試験は各学校や学科が独自に行っている試験です。そのため、過去問に大きな特徴が現れます。また一般の大学入試のように赤本や大学別の参考書が出版されていることは少ない(私は見たことがない)ため、過去問が非常に重要です。

 

編入試験は、主に3つの教科の出題が多いです。(土木分野)

・英語(TOEIC

応用数学

・専門(構造力学水理学、地盤工学、計画学、コンクリート工学etc)

志望校の過去問を解き、問題の傾向や出題範囲、難易度を確かめることが必要でしょう。

 

過去問は、大学に問い合わせをすれば送ってくれるところもありますが、学校を通じての要請が必要など手続きが必要な場合もあります。そのため、高専の学務課や学科の先生に早めに問い合わせることをオススメします。

 

  • 勉強をする

 編入試験の時期は学校によって大きく異なります

例年、長岡技術科学大学は6月下旬、その他の国立大学は6~7月、北海道大学などの旧帝大は8月下旬に試験が行われています。

いくつかの大学を受験するのが一般的だと思われるので、しっかりとスケジュールを立てて勉強することが大切だと思います。

 稀に4年次の春や3年次の終わりなどから勉強を始める方を見かけますが、しっかりとスケジュールを立てて、志望校にあった対策を行えばそこまでの期間勉強する必要はないかなと感じました。(単に私のモチベーション維持の力が低いということもありますが...)

 

 勉強にしようする参考書などは、他の体験談を投稿されている方が沢山紹介してくださっているので今回は割愛させていただきます。要望があれば、次回以降検討します。

 

  • 編入試験において大切なこと

上記のように、編入に対する熱意準備が必要であることは経験者でなくても分かるかも知れません。

 

しかし、私が編入試験を通じて一番大切だと感じたことは周囲の協力です。

受験を認めてくれた両親だけでなく、進路相談や勉強の対応をしてた先生方、また切磋琢磨しあった友人が居なければ、編入試験を乗り切ることは困難だったと思います。

 

ぜひ、これから編入試験を迎える後輩たちには、積極的に周囲を巻き込んでいく熱意行動力を持って大学編入を目指してもらいたいと考えています。

 

  • 私の編入試験結果

長岡技術科学大学 環境社会基盤工学過程 :合格

横浜国立大学 理工学部 建築環境系学科 都市基盤EP :合格

北海道大学 工学部 環境社会工学科 社会基盤学コース :合格

 

 

 

ブログ開設

こんにちは。

土木系(最近では土木とはあまり言わなくなりましたが)の学生をしているakadeleです。

私がブログを始めようと思ったきっかけを忘れないうちに書き留めておきます。

 

・日本語力の向上、表現力の強化

・考察のアウトプット

・脱!三日坊主

 

鉄は熱いうちに打て、ということで熱が冷めないうちに投稿を続けたいと思います。